施設計画

MR別計画を基に、MRは自分の計画を担当施設に分解します。

その際には、過去の自社品実消化実績や、競合他社品( 外部より購入 )実績のトレンドが参考になります。

製薬会社によっては、施設別に設定するところの他、DDDブリックなどの、外部から購入できるデータの粒度単位に設定するケースもあります

また、組織・MR計画が月別に数字を持つのに対して、施設計画は一般にはその時に立てる組織・MR計画の期間の計です。つまり、下期の計画を設定しているのであれば、MR計画は月別ですが、施設計画は下期計を持ちます。

施設計画は、組織・MR計画を立てる上での根拠であるとともに、組織・MR計画を期替わりの組織変更や人事異動、担当替えなどをへて翌期の組織・MRに引き継ぐためのものであり、月別に設定する必要が薄いということとともに、施設への納入は隔月の場合もありますし、期の計画策定の際にそこまでの精度が出せないということもあります。

ただし、取り扱い施設が極めて限定されるような疾患の治療薬については、もう少しシビアに施設計画を設定するということもあるかと思います。

( 2019.11.28 )

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