ターゲット施設

ターゲットを設定するのは、医療従事者に対してだけではありません。施設に対するターゲットもあります。

施設ターゲットにはさまざまな種類があります。

1.採用、増量、スイッチなどの目標先
2.卸との共闘先
3.コ・プロ先との役割分担(共闘先、自社担当先、コプロ企業担当先)
4.マスタ項目/施設属性の組み合わせによるステータス

施設そのものがターゲットであるケース

ある製品の新規採用目標件数が設定されると、それを具体的な施設に落とし込む際に、選ばれた施設がターゲット施設となる様なケースです。
新規採用や、増量、既存製品の注力剤型(規格)へのスイッチなどが考えられます。

あるいは、卸やコプロ先企業と共闘する施設といったターゲットもあります。

また、特定の設備を保有している、特定の先進医療を実施しているなどの施設のマスター的な属性の組み合わせてで、ターゲット施設としているようなケースもあります。こうなると、マスター項目の延長とも言え、ターゲットとマスター項目の境界ははっきりしなくなります。

だれか一人でもターゲットDrの居る施設をターゲット施設とするような考え方もあります。

ターゲット施設で間に合わせるケース

実際にMRの活動対象は医療従事者ですが、Drが一人でやっている開業医の場合は、分けて考える必要がありません。開業医販路がメインの製薬会社であれば、ターゲット施設で間に合わせるというケースもあるのではないかと想像します。

医師より施設の方がマスタとしてての安定度も精度も高く、管理がしやすいという面があります。

( 2019.12.04 )

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