2次店・2次卸

医薬品は、製薬会社から卸に納入され、それが医療機関に納入される訳ですが、複数の卸が介在するケースがあります。

ある卸から、別の卸に納入され、そこから医療機関に納入されるというケースです。

実消化システムとして、ここでは以下の課題があります。

 ① 1次卸⇒2次卸への納入は除外したい。

 ② 2次卸⇒医療機関への納入は把握・計上したい。

という事になります。

2次卸への納入除外

医療機関別の納入実績を捉えて、MRや組織別の成績を評価する上では、2次店への納入データはノイズとなり、除外する必要が生じます。

これは、卸納入先・自社施設変換マスタ等に、除外のステータスを設定する事で対応します。

2次卸から医療機関への納入

これは、ケースバイケースです。

通常の実消化データと同様に、VAN経由でデータを受信しているケースもあれば、その2次卸がJD-NETやNHIに参加していないケースもあります。Excel等で別途データの提供を受けていたり、あるいはデータを入手できていないケースがあると思われます。

その卸と製薬会社との間に取引があり、該当製品の取り扱いもあるような場合、卸と取引はあるが、当該製品の取り扱いがない場合、そもそもその卸との取引がない場合、また、その卸の業界VANへの加入状況などによって、異なって来ます。

2次店除外例

2019.8.20

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