年度替わり対応

これは、別に製薬会社に限ったイベントではありませんし、営業部門のシステムであれば、どこも似た様なものではないかと思いますが、いずれにしても、製薬会社のコマーシャル部門のシステムとしては、それなりの対応が必要となります。

以下に主なものをあげてみます。

  1. 純粋に年度が替わることに伴うもの
  2. 担当替えや人事異動、組織変更にともなうもの
  3. プロモーション変更に伴うもの
  4. 余った予算の消化によるもの

1.純粋に年度が替わることに伴うもの

「年度切り替えが大変だー」というと、「年度が替わるだけで何でそんなに大変なの?」といわれたりもするのですが、確かに仰るとおりで純粋に年度が替わるためのタスクと言うのはそんなに多くはありません。

  1. 次年度の計画の設定
    • 次年度計画の策定がおおむね第4四半期から始まります。
    • 全社>支店>営業所>MRの順に落ちていきますが、まずは、計画策定のための参考数値( 過去実績、市場データ等 )の立案部門への提供、実際の計画入力フォームの作成或いは、入力画面の公開。入力した計画の回収、システムへの投入、次年度計画から当年度計画への切り替えなどの作業が想定されます。
  2. 次年度のターゲティング設定
    • これも概ね計画と同様です。
  3. 残念なことに年度がリテラルコーディングされているいくつかのオブジェクト
    • こんなものはないといいのですが・・・

2.担当替えや人事異動、組織変更にともなうもの

人事異動がゼロということはないし、万が一、異動がなかったとしてもMRの担当替えがないことはまずないでしょうから、これは「純粋に年度が替わることに伴うもの」に含めても良いかも知れません。

施設担当変更のためのリストの作成・配布や入力画面を公開します。

計画策定、ターゲット設定に続いて施設担当変更となるため、タイトなスケジュールとなりますが、組織変更・改編があると、さらにタイトになります。

ただし、MRの数も多くなく、担当も都道府県で決まるような会社(部門)であれば、ユーザー部門は大変かも知れませんがIT部門の関与はそれほど大きくはないかも知れません。

3.プロモーション変更に伴うもの

年度が替わるタイミングで、営業部門はプロモーションを変更る事がよくあります。それに伴って、ITにも改修が発生することになります。

来年度は、MRの行動改革をスローガンに、××××××をさせます。
ついてはこれこれの入力システムとレポートシステムを用意して欲しい。

みたいな感じです。

お客様「『4月1日からぜひやりたい!』って本部長が言ってまして」
ベンダ「 どー考えても4月は無理ですよ 」
お客様「 そこをなんとか 」
ベンダ「 最短でも6月でしょう 」
お客様「 口が裂けても本部長にそんな事はいえません 」

見たいな感じで進むタイプの案件です。 ( 当然もっと強気なお客様もいらっしゃいますが )

他にも、卸さんとの新しいプロモーション企画が新年度から始まるというような、社外と連携したものもあります。

こういうものは、優先度をご相談しながら、進めていくことになる訳ですが・・・。

4.余った予算の消化に伴うもの

これはITといわず、全業界に普遍的なことですよね。
期の中ごろは、こちらから提案してもあれだけ渋かったのに、あるタイミングで一気に引き合いが・・・。お気持ちもご事情も分かります。

そして、クライアントの決算月と自社の決算月が同じ時は最悪です。こちらも期末で売りを何とかしないといけない圧力がかかり、お断りする訳にも行かず。
ズレている時は平和であります。その分、売りが行かないというのはある訳ですが。

という事で、ベンダー側は、年度末は方々から助っ人がやって来たりします。
このサイトがそういう時にも役に立てばよいのですが。

( 2019.12.07 )

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

seventeen − 16 =