製品譲渡

自社製品を他社に譲渡したり、他社製品を譲渡されたりということは時折あります。

製品自体は既存のものですが、新製品の発売に似た対応が必要となります。ここでは、他社製品を自社に移管するケースを考えて見ましょう。

過去データをどうするか?

新製品の発売や、適応追加とちがい、「製品移管(譲渡される場合)」固有のタスクとして対応しなければ何ないのが、「過去データの移行」です。

マーケティングの観点からも、情報伝達の観点からも、その薬剤のこれまでの購入先を把握しておくことは必要です。

データ移行に当たっては、実消化システムに取り込むケース、あるいはコマーシャル部門内で、独自に管理するケースなどがあります。

また、相手先から入手可能なデータがどのようなものかによっても対応は異なってきます。

相手側から、ローデータ(卸から受信した状態)で提供される場合には、譲渡される側の製薬会社のマスタに納入先が登録されていないケースもありますし、そもそも取引がない卸のデータが含まれていることもあります。卸と取引がないとなると、登録にはそれなりに労力がかかりますから、どこまで登録するかというのは、看過できる件数かどうか、コストをかけてでもユーザー部門が登録したいかという天秤になります。

また、双方がアルトマークなどの同じマスタを持っているこのが前提となりますが、
施設に変換・集約されたデータを受領する場合もあります。 この場合、ダミーの卸コードを取り付けてデータの粒度をあわせた上で、卸・納入先別の実消化の累積データに格納するなどの方法がとられます。

ただし、双方がアルトマークコードだったとしても、独自採番コードの問題があります。それに対して、どこまで対応するかは、やはり看過できない件数かどうか、掛かるコストと、ユーザー部門の要求度合いの天秤ということになり、独自コード施設分については、自社システム内では施設特定不能データのまま放置するということも選択肢となります。

( 2019.11.23 )

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